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Pe-Guevara Paper (ぺ ゲバラ ペーパー)

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〈漫画〉皇国の守護者 絶版につき急がれたし〈感想 口コミ レビュー〉

皇国の守護者・伝説になるかもしれない漫画

Pe-Gueavara Paper


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初めての記事で紹介したいのは、皇国の守護者
この漫画をブックオフで目にした時、ただ読みふけって、気づけば購入していた。
そこになかった1巻を探し回ったのをよく覚えている。

作者:伊藤 悠 氏は最近では「シュトヘル」を書き上げた。

皇国の守護者の舞台は、
帝国と皇国が戦争をやっている北方の大地。
皇国の占領下にある北方の地は、皇国本土への進軍に重要な拠点であり、
帝国は大兵力を以てこれを奪還せんと攻め入っている。

剣虎と呼ばれる巨大な獣を従える部隊の隊長、
新城 直衛が物語の主人公。
無能をさらけ出す皇国上層部は、

たとえ彼らが有能であっても如何ともし難い戦力差に業を煮やしながら、
北方の地から逃げ帰る。
新城らに非情で無理な命令を残して。

数、質は万倍にして、戦う意義は敵の正当性を認める。
戦場は既に虎狩りの庭と思えたが、
こと、新城 直衛に関しては、この表情である。

引用:皇国の守護者
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全く楽しい漫画である。
原作は佐藤 大輔氏の同名小説。
皇国の守護者1 - 反逆の戦場 (中公文庫)
佐藤大輔

私は原作を読んでいないが、
関係なく漫画は楽しめる。

殺そうとしているのか、生きようとしているのか?
部隊の行動は状況により決まるばかりで、ともすればそこに人の意思など無い様に感じる。

だが同時に、望まぬ死があり、戦いの興奮があり、兵士の矜持があり、免れ得ぬ後悔があり、秘められた思いがあり、叶わぬ願望があり、それらが誰かの感情とは関係なく迫る現実があり、

一人ずつの人間が戦争をやっている。

戦争をそういう風に描いている。
兵器のレベルは中世に遡っており、戦闘は肉薄を要し尚人間を感じる。

引用:皇国の守護者
f:id:donation91969:20180530002835j:plain


画力は言うまでもないが、集団戦の迫力を特筆したい。
騎馬の疾走に重量が見える絵が恐ろしい。
全5巻。

何と打ち切られた作品である。
しかし、私としてはこの終わり方が本当に好きで、
むしろ「いいじゃないか」である。

更に、H30.3月には絶版との情報が聞かれる。
原因について醜い噂が絶えない。
だが作品の魅力には微塵も関係ない。

いずれ手にすることも難しくなるこの傑作は、
様々な背景をして、伝説となるのだろう。

読めるときに読んでおくのを強くおすすめする。


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